*鳥屋山[第267歩・晴]

福岡県朝倉市にある鳥屋山(とやさん、645.1m)にマロンさんと登りました。
昨年の7月(http://d.hatena.ne.jp/mint0606/20110702)以来2回目です。

<2012年第2回目登山、第3峰>


位置図

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ルート図(一部不正確です)


西鉄小郡駅でマロンさんと待ち合わせて、マロンさんの車で登山口へ。


09時52分
登山口下にある駐車場。

他の車は駐車していない。
早速準備をして出発する。
今日は寒さもだいぶやわらいでいる。
そして非常に良い天気だ。


ほどなく都高院(とこういん)。

ここから登山道が始まる。
女道というらしいが、それなりに厳しい階段の道を登ってゆく。
右手に見える男滝は枯れていた。


荒れた杉林、竹林などを通り


10時22分
4合目に到着。

お地蔵さんがいっぱいだ。
小休止する。


6合目に着くと展望の良い一角があった。


8合目に着くと鎖道と迂回路に分かれている。

前回、ミントは行きは迂回路、帰りに鎖道を通ったが
今回は登りに鎖道を通ることにする。


慎重に2本の鎖を握って登れば大丈夫。


雪がちらほら見えてくる。
道は平坦になる。


10時53分
鳥屋山山頂。

祠がある。誰もいない。
南北の眺望が良い。前回と大違いだ。


小休止して奥の院に向かう。
ところどころに雪が残っている。
15分くらい歩いただろうか。


11時15分
奥の院

お地蔵さんが多い。二十体くらいありそうだ。
5分くらいいて戻る。


戻る途中に展望の良い岩がある。
まずは男岩。
足場の岩に雪が残っており慎重に登る。
先客が2名いてここは男岩だと教えてくれた。
素晴らしい眺望だが、雪で滑りそうなので
岩の一番上までは登れなかったのが少し残念。


次に女岩。

ここは鎖を伝って登る。岩の上はゆったりスペースがあった。
多分ここがこの山一番の眺望だろう。
来て良かった、と感じた瞬間だった。


12時00分、山頂に戻る。


先ほどの2名の登山者と話をしながら食事をする。
話好きな方で、色々教えてもらいました。

ふもとの都高院という庵は
奥州衣川の戦いに敗れた安倍貞任の弟、宗任がこの地で先祖の霊を祀ったのが
始まりであるとか。
お地蔵さんが多いのは安倍一族の子孫が先祖を祀ったなごりであるとか。
ちなみに安倍晋三さんも子孫だそうです。
なーるほど。


12時15分、下山開始。
帰りに使う予定だった迂回路をうっかり通り過ぎてしまった。
再び鎖場を通って


12時55分、駐車場に帰着。


天気に恵まれ、眺望にも恵まれました。
変化に富んだ面白い山でした。
マロンさん、お疲れ様でした。


***正月前後に読んだ本***


「魔境からの脱出」(柘植久慶
「海賊撃滅」(同)

いずれもアクション小説。
特に感想はありません。


「双頭の悪魔」(有栖川有栖
本格推理小説
読者への挑戦がある。
考えてみたが犯人は意外だった。


「人斬り半次郎 幕末編」(池波正太郎
「人斬り半次郎 賊将編」(同)

桐野利秋の生涯を描いている。
この人物、快男児だったというが、どうもミントにはよく分からない。